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【裁判例】使用者による年次有給休暇の時季変更権行使
年次有給休暇(以下、年休)は労働者が請求する時季に与えることが原則ですが、使用者は事業の正常な運営を妨げる場合には時季を変更できるとされています。この時季変更権に関する訴訟が、令和3年1月13日、東京高等裁判所で行われ、使用者による時季変更...
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新型コロナウイルス感染症の労災補償について
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、政府は緊急事態宣言を再発令しました。発令対象の地域住民に対して不要不急の外出自粛を求める他、企業へのテレワークや時差出勤のお願い、飲食店への営業自粛要請などが行われています。 企業においては、より一...
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オンライン開催セミナー ~経営者が考えるべき同一労働同一賃金対策~
中小企業にとって「同一労働同一賃金」の施行開始は2021年4月1日です。 昨年は最高裁での判決が出始め、いよいよ対応は待ったなしの状態となりました。 こんな疑問ありませんか?⇒同じ仕事は本当に同じ給料にしなきゃいけないの? ⇒ パート・有期...
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同一労働同一賃金に関する最高裁判決
10月13日、15日に正社員と非正規社員の待遇差(いわゆる同一労働同一賃金)について、3社の最高裁判決が出されました。争点となった労働契約法旧第20条は、現在のパートタイム・有期雇用労働法第8条に受け継がれ、大企業は今年の4月から、中小企業...
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男性の育児休業取得を後押しする助成金のご案内
子どもが生まれた直後の時期に、父親の「産後休業」の取得を促進する制度の検討が、9月29日、厚生労働省で始まりました。父親の育児休業の取得率が伸び悩んでいることもあり、新しい枠組みによって、取得を促すことを目的としています。 1.男性の育児休...
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近時の雇用情勢と雇用継続のための施策について
新型コロナウイルス感染症の感染者数は、9月13日に75,000例を超え、未だ沈静化の見えない状況となっております。本稿では、感染症が雇用に与えている影響と国の対策、雇用継続に関する手法一例をご紹介いたします。 1.雇用への影響について 9月...
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介護離職防止支援の助成金に「新型コロナウイルス感染症対応特例」が創設
厚生労働省は、家族の介護を行う必要がある労働者で、かつ新型コロナウイルス感染症の影響を受ける方に対して、有給休暇を取得させて介護を行えるような取組を行う中小事業主を支援するため、「両立支援等助成金(介護離職防止支援コース)」に「新型コロナウ...
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過重労働解消キャンペーンの重点監督の実施結果について
厚生労働省は5月に、昨年実施した『過重労働解消キャンペーン』における重点監督の結果について公表しました。 この重点監督は、「長時間の過重労働による過労死等に関する労災請求のあった事業場」や「若者の“使い捨て”が疑われた事業場」などを含め、労...
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セミナー中止のお知らせ
このたびの新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に罹患された皆様と、感染拡大により生活に影響を受けている方々に、心よりお見舞いを申し上げます。 新型コロナウイルスの動向に鑑みて、健康と安全を考慮いたしました結果、4月9日クローバープラ...
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【中止】経営・労務管理セミナー開催のお知らせ
【3/16追記】 新型コロナウイルスの動向に鑑みて、健康と安全を考慮いたしました結果、4月9日クローバープラザにおけるセミナーの開催をやむなく中止させていただくことになりました。 すでにお申し込みが完了している方々には大変恐縮ですが、ご理解...